【中国の印象1・概要】 なんか訪問中、まさに訪問している先の土地で結構大きな地震があったらしいのですが、心配して親族が電話をかけてきたので初めて知ったくらいでした。友達いないのでたいして心配している人などいないとは思うんですが、一応全世界に無事であることを報告しておきたいと思います。食あたりなどもなく無駄に元気、というか食べすぎで不健康になりました。ということで、前回のインドに引き続き、主に自分の揮発性メモリの対策としてここに感じたことを記録していこうと思います。(まだ広州にいますが) 中国の印象(というか雲南の印象?) とかく中国はでかいし、進化も早い。10年前とはいろいろ違うようだ。きっと10年後も劇的に変わっているのだろう。 食生活、趣味、風習など、今まででかけてきた外国のなかで一番日本に近いところが多い気がする。クリスチャンでもなんでもないのにあちこちメリークリスマスなあたりとか。 中国を一言で表すと「無秩序」と答えていた知り合いがいましたが、実際には意外と秩序がありました。道路を整然と高級車やバイクが走行しており、信号もほとんど守られています。(主に都市部) バスの中で痰を吐く人もいません。(主に都市部) 日本でも著名なブランドがたくさん入ったデパートもあり、トイレもきれいです。(以下略) ただし地方は一変。イメージどおり、徹底して痰を吐き続けるし、道路には犬猫馬牛ロバ豚ガキのうんち落ちまくりだし、ニイハオトイレのすさまじさは想像を絶します。しかもその真下で畑が作られてるし。ゴミも、生分解するもの、しないものの差がわからないらしく、ビニールゴミが自然遺産候補地にも猛烈に捨てられてます。 そのわりに食い物はだいたい大丈夫。というかハズレなしに旨い。たまたま訪れたのが寒いところだったせいかもしれませんが、火を通してあるものはかなり地方の迫力のある魑魅魍魎食堂でもお腹ヒットありませんでした。味も日本人の好みに通じるものが多い。ただしこれがことごとく中国産食料品かと思うと、少し複雑な気分です。 そして男女平等というか、女性の社会的立場が世界でもっとも公平に扱われていると感じました。都市部の警官からバスの運転手、地方の道端の土木作業にまで、すべて女性が同数存在しています。 あと、ひとつ感心したのが電動バイク。一見すると日本のスクーターみたいに見えるのですが、家庭用電源で充電できる電動バイクです。かつて自転車に乗っていたとおぼしき市民が、今これに乗りまくり。しかも規制がゆるいようで歩道や裏路地にどんどん乗り込んでくる。そして音がほとんどしないので結構あぶない。でもあれは日本にも是非ほしいと思いました。 ある程度予想はしていましたが、それをはるかに超えて携帯電話普及しまくり。砂利道で何時間も揺られる山奥の、カラフルな民族衣装を着た少数民族が、普通に携帯電話で話しまくりです。それに加え、国民性的に何でも入っているものが好きなのか、とにかく高機能なスマートフォンの普及がすごい。 のちのちの各都市部編でも書きますが、まあ総じて思っていたよりすごく都会、というか日本と大差ないくらい生活レベルが向上しているのを感じました。旅行者としてはぜんぜん快適、インドと大差ありな国でした。
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