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2006.3.6
今日の体重 66.4kg
written by kamadouma

【季刊ひびろぐ春号】
 さて、ここまでくると書く間隔がどうこういうより、単に筆不精になっているだけだろゴラ、などというツッコミももはや聞こえなくなって久しく、いよいよ廃屋化がはげしくなってきたhibi-no-logです、こんにちは。むしろそのくらいの人口密度のほうがいろいろ書きやすいというものです。ということで主に最近たまったbookmarkの処理にを目的に、まいりたいと思います。

【和賀山塊】
 いや、なぜ今日ひさしぶりに更新できたかといえば、ようやくたまたま日曜夜の早い時間に家にいることができた、ということだけなのですが。
 Link to 和賀山塊
 で、テレビつけたらやってたのがこれなのですが、ひさしぶりにテレビ番組みて鳥肌たつほど感動しましたね。なにせやれ屋久島だ白神山地だ知床だ、と世界遺産の名のもとに人がわんさか押し寄せて大衆化してしまったエセ秘境だらけの日本で、いまだにろくに山道もないところに日本一の巨木がごろごろしている地帯がある、っていうんですからね。人生長生きするもんです。(もうすぐ3x歳) それにもましてすげーなと思ったのが、映像技術で、まったく同じ画角で季節が春夏秋冬変わる絵がゴロゴロでてくるんです。少しでもこういった写真を自分で撮ろうと思った人ならこれがどれくらいすごいかわかるかと思うんですけど、自然の場所って自然だけに何か定規とか引けるわけでないですから、かなり不可能に近いんですよね。あと、道もない超山奥の、徒歩で最低2日以上かかる場所の地上30mを超える巨木に対して、リスの視点みたいに樹を上ってったり降りてきたりするカットなんて、もはやどう撮影しているんだか想像できません。いやーNHKもいろいろ言われてますが、いい仕事している人はいるもんです。

【スープカリー】
 いろいろ友人から紹介されつつも、ぜんぜん食べたことありませんでした。
Link to AllAboutJapan
 今回はなぜかたまたま銀座のスパイスピエロという店による機会があったのですが、どうでもいいですけどこの店、ジンギスカンで有名なヤマダモンゴルと同系列のところなんですね。さすが北海道系。でもまあ、食べてみての感想は、ほぼ予想通り、まあ野菜とか入ってて悪くないんですが、わざわざ遠方まで足を伸ばしてまで食うものでもないかな、という感じです。ひらたくいうとメーヤウやピキヌーの味を知っている者にすれば、所詮チェーン店の味、という程度ですかね。

【地域密着型口コミサイト】
 口コミという時点で、なんだか貧乏くさいというかキナくさいというか、所詮プロの情報にはかなわないだろ、という感じもするんですが、なかなかどうして、しろうとの評価も数が集まると馬鹿にならないものです。
 Link to 栃ナビ
 Link to だんべー.com
 Link to 長野県レストランガイド

【音で旅する】
 わたしのことを比較的詳しくご存知のかたは、「あー昔おまえこういうのやってただろ」といわれるかと思います。
 Link to air BE-PAL
 実は懲りずに今でもわずかながら続けてたりするところもあるんですか、このかたがたのようにガッツリキッチリやってるわけではないですね。だいたい海外旅行いってまでこんな優雅な時間すごせないですよ、なかなか。でもかなり楽しげです。こんど参加申し込みしてみようかな。

【クマ出没注意】
 クマです。
Link to ご近所の底力
 クマを撃退するだけでなく、人間との共存を目指して、山にえさを用意する。実に含蓄が深いです。ていうか業務に応用させていただいてます。ということをここに書くこと自体、かなりチャレンジングなことなんですが。

【東武東上線改善提言】
 サイトの更新自体はもう何年も前に止まっているみたいですが。
Link to もっとよくなれ! 東上線
 首都圏でもっともめぐまれていない鉄道沿線、という表現にハゲしく同意とともに、あらためて「めぐまれてなかったのか...」と落ち込む、kamaでした。

【冠水橋】
 まあその一方で、めぐまれてないというか、つまり不人気な沿線ということで、すなわち人口密度も少なく、「そんなもん四万十川にでもいかないとねーだろ」というような意外なものが存在したりします。
Link to 越辺川の冠水橋
 いわゆる沈下橋です。あの、増水すると水面下に沈んでしまうやつです。四万十川はコンクリート製のが多いみたいですが、なんとわれらが地元のやつは、もっと味わい深く木製です。こんなんで本当に流されたりしないのでしょうか。ていうか、よく読むとつい最近まで渡し舟まであったなんていうから驚きです。本当にすごい土地ですね、奥武蔵。

【フレッツ・モアIII】
 「あれ、おまえんちってたしかマンションに光ファイバーきてるんじゃなかったっけ」とお思いのかた、正解です。
 Link to ADSL Modem MS-5
 ですが、実家のほうは相変わらず光なんかきてませんし、いまだにまったく開通の見込みもたってないです。ていうか永遠に来ないかもしれません。ということで、ADSLの速度契約を変えてみました。ほとんど期待してなかったんですが、下りの速度が1.5MB程度から4MB程度にかなりよくなりました。が、期待していた上りの速度が500KB程度とぜんぜん変わりません。今のWebのミラーサーバを置こうと思ったんですが、ちょっと厳しいですね、この速度では。

【柿の種】
 最近なにかと、wikipedia、さまさまです。
Link to 柿の種
 これも失敗は成功の母、というやつのひとつかも知れませんが、たまたま金型を壊してしまったのがあの形状を生み出しているそうです。それにしても、柿の種のあの色は、柿本体の色であって、決してタネの色ではないだろう、というツッコミは、80年以上放置されているみたいです。

【パーティションのきりなおし】
 一昔前は、やれFloppy4枚組みだ、CD-ROM BootするためにMS-DOSのconfig.sysを作り直すだ、いろいろ大変でしたが。
 Link to 1台のPCでLinuxとWindowsを共存するには
 現代に至ってはこんな便利なものが無料で配られております。私も近日中に試してみたいと思います。

【のだめカンタービレ】
 わたしは最近、いろいろあってマンガ読むことが多いです。だから暇ないんですかね。いや、むしろわずかな移動時間とか寝る前とかのプライベートタイムを有効活用している、と主張したいところなんですが。
Link to Capriccioso Cantabile
 たとえばこのマンガなどは、オケならずとも音楽関係をやってたことのある人間ならだいたい興味深く読めると思うのですけれども、こんなことにもお時代の進化の享受を感じずにいられないところとして、たとえば上記サイトなどはこのマンガの解説(感想?)だけでなく、マンガ中に登場する全曲目をmidiファイルで聞ける、というあたりですね。結構ベタなところではありますが「動く絵本」的なしみじみとした感動があります。

【浮かぶレストラン】
 別に東京ディズニーシーとかにあるウソンコなやつではありません。リアルに浮いてます。
Link to 日経BizTech
 ビアガーデンで有名なT.Y.ハーバーブルワリーの前にできたんですね。しかし10人に聞いたら10人とも、「こんなおされな店、おまえには一生必要としないものだろう」という反応が返ってきそうですが、だからこそなおさら行きたくなるというものです。ええ、今度いってみますよ、某青年実業家とかと。(キャバにつぎ込んでる金があったらもっと有効に使うべきだとか適当にゴタクならべて)

【コスモポリス品川】
 上記レストランの感想を探しているうちにこの人を発見しました。
Link to コスモポリス品川
 品川近辺の高層高級マンションに住んでいる人の生活っぷりを記載しているblogなのですが、高級マンションに住み、うまそうなものばかり食ってるくせに、職業が30代前半SEだそうです。なぜかなり近い仕事をしているにもかかわらず、こんなに人生違うんでしょうね。関係ないとわかっていても、格差拡大社会フザケルナとコイズミ氏に八つ当たりしたくもなります。

【完璧な計算で作られた楽園】
 だんだん今日は収拾がつかなくなってきました。
Link to コンピューターシティ
 わたしの通っている今の職場は、上記のブログの人が書かれている場所の近くにある、一説によると「セレブの勤める場所」「憧れの職場」といわれている一帯にあります。詳しい人でなくともそれがどれくらいマヌケな表現であるかはわかるかと思いますが、わたくしてきには正直もっと印象よくないです。なんかこう、視界に入るものすべてが計算づくで作られていて、しかもそれがかなり単純な数式で構成されています。どだい人間なんてのは自然界の一部にしか過ぎなく、「ひとつだけうそじゃない愛している」かどうかはともかく、単純な数式で表すことのできないホモサピエンスが生息するにはウソ、というか無理だらけのような気がします。

【サトラレとボーグとブログ】
 サトラレってマンガ、最近中吊り広告とかでも見かけるので知ってる人も少なくないのではないでしょうか。
 Link to サトラレ
 本人は知らない(気づかされてない)けど、自分の考えていることが周りに伝わってしまう、「さとられてしまう」という人が存在したら、という仮定で描かれるマンガです。知り合いの多くは「そうね、まぁサラッと読めるよね、別にそんなにおもしろくないんじゃん」という程度の評価ですが、自意識過剰気味なワタクシとしてはほどほど興味深いマンガだったでした。ところでその関連で個人的に連想したのがこれです。
 Link to スタートレック科学技術解説
 スタートレックの、しかもTNG以降の話をすると「ひいたひいた、潮干狩り〜(c)M本s二郎」になるのですが、今回はそこをあえて無視して続けると、この中にでてくる「ボーグ」という生命体がいて、途中説明をカットバシて要点だけ言えば、つまり各個人の意識がすべてネットワーク共有化されていて、つまり生命体としてひとつの意思が存在している、ということです。いわば生命体総「サトラレ」状態なわけです。彼らに言わせれば、リンクの切れた、つまり意思疎通のできなくなった固体生命は生存すら難しく、逆に音声や言語などで間接意思疎通をすることなど(要するに人間のこと)生命体活動おいて非効率極まりないもの、らしいです。
 で、(かなり強引な展開ですが)さらに個人的にこの話題と重なるのが、いわゆるブログやSocial Network Serviceです。確かに人類というものは、何千年も前から書物などである種の思考を他人に伝達する「非効率極まりない手段」を使用してきましたが、それは文字通り「非効率極まりない手段」で、本当に一部の人の特権ですらありました。が、ここ数年のネット関係の進化というか、普及はめざましく、特権階級の人間だけでなく、凡人の大衆が自分の思考をネットワーク経由で共有することを可能にしています。ましてやブログやSNSに至っては、ネット上での思考や趣味のつながり、共有化など、かなり「ボーグ化」してきてるとさえ思います。
 が、個人的には正直この流れは「ウザイ」と思うのが、ここしばらくのワタクシの感想です。自分の考えは自分の考えであり、自分が意図して情報取得してゆき、自分の意思で情報発信したいもの。しかし昨今の流れというのは他人の思考が、無遠慮に、受動的に、しかも時によっては身分もしらぬまったく赤の他人のものが介入してくる。ある種の現実社会をネット上に模したものであり、何をいまさら、ということもあるのかもしれないんでしょうが、ワタクシは昨今、こういうものを受け入れられない、少なくとも思考的に原則スタンドアロンを希望する古いタイプの人間なのだな、ということを認識しつつあります。うーむ、なんだか今日は収拾つかないどころかえらいことになってしまいましたね。それではまた。

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