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2017.2.14
今日の体重 70.6kg
written by kama_douma

【Portlandきてます】
 なんというか、出張に来るとようやく暇ができますよね。心の余裕というか精神的な問題ですかね。ちなみに上の写真は10人乗りの自転車(?)のようで、歩く速度より遅い割に、ドコドコ音楽を鳴らして奇声を上げてものすごいテンションでした。
 ポートランドのハードサイダーブーム
 そんなポートランドのここ2-3年の流行はリンゴの炭酸なお酒だそうです。いわゆるシードルといったほうが日本人的にはピンとくるかもしれません。クラフトビールが普及しつくしてしまったので、つぎのノリとしてリンゴのお酒のクラフト版とのこと。というかここではクラフトビールが当たり前なんでいちいち"クラフト"なんていわないらしいですよ。「湘南なんて誰もいわないのこのあたりじゃ、ここは稲村、稲村ケ崎」というサザンのCDのセリフが思い出されます。個人的には「オレらの地元、シャレオツ?」みたいなこの手のノリはどうにも好きになれないんですけどね。

【出張といえばマンガです】
 普段なかなかまとまった暇時間が取れないので、飛行機での移動とかホテルの夜とかの暇つぶしの時間はじつに貴重です。そんな貴重な時間をなにに使うかというと、hibilogの更新とかマンガを読むとか次に書くこととか、本当にろくなことをしないのですが、今回改めてあるマンガを読んでいて気付いたことがありました。
 奥村隆「息子と僕のアスペルガー物語」
 "鋼の錬金術師"という説明不要のマンガのなかで、「シェスカ」という印象の薄い脇役がでてくるのですが、この女性が本が好きで好きでたまらなく、火事で燃えてしまったはずの本を1冊まるごと、一門一句たがわず覚えていて、再現してしまうというところがあります。「またまたマンガなのをいいことに、無茶な設定を...」と当初読んだときは思っていたのですが、いろいろあって上記の記事を読んでから改めてこの箇所を読んだら愕然としました。まさに上記の記事ででている"フォトグラフィックメモリー"こと、受験参考本一冊を一門一句丸ごと記憶できてしまう能力のことなのです。しかもこのシェスカさんは"どこにいっても仕事もらえなくて..."と、社会交流上の問題も盛り込んでます。まさに"アスペルガー"の症状そのものです。わたしが勝手に盛り上がってるだけで作者さんもぜんぜん意図せずに書いてる可能性も大なのですが、万が一確信犯で書いている内容だとしたらなかなか見事と思いましたはい。

【出張といえばもちろん】
 なんて、いきがってみたりしましたが、出張と言えば、そんなネタを書く前にすることといえば決まってるんですよはい。言うまでもないでしょうねえみなさん。あー取締役さんが期待するような、有償もしくは互いの同意の上での云々ではないですよ。男は男らしく最初から最後まで独りで完結です。国さんなんかはもう店じまいしてしまいましたとか言ってましたが、そんなのってありえるんですかね。たしかに10代のころは、40代のおっさんなんて、そんなことするわけないと思ってましたが、私的には10代も40代もまったく変わりありません。星一徹です。なにいってるんでしょうね。それではまた。

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