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2000.7.25
今日の体重 71.4kg
written by kama

【ピキヌー訪問記】
 ピキヌーの名をご存知ない方も多いのではないだろうか。メーヤウの姉妹店といえばわかるかな? 詳細は以前のメーヤウ特集をごらん頂くとして、今回は改めてピキヌーのレポートを報告するとしよう。
 Links to ピキヌー
 ちなみにただの料理店のWebにしては異常に凝っていて、スクリーンセーバーやらポストペット用のピキヌーおやつまで(笑)ある。
 んでもって、お店は駒澤大学前のちょっと裏路地のほうにひっそりとある。お店の入口から既にタイのポスターやらシンハービールの広告が飾ってあったりして「さすが」といった感じである。店内もタイというか東南アジアをしのばせる品々がならんでいる。わたくしてきにはVAIO Note XRが稼動していたあたり「まいどおおきに」て感じである。
 メニューは豊富。おなじみのチキン、レッド、グリーンに加えて、カントリーとかその他何種類かのカレー、カレー以外のタイ料理やデザートまである。とりあえずわたしは激辛チキンを、知人はレッドを注文する。んで、出てくるまでの間、とかく謎が多いこの「ピキヌー」なので、店員のおばちゃんにピキヌーとメーヤウの関係を聞いて見た。
 そもそも、メーヤウの本店は虎ノ門にあったそうである。それが徐々に店舗を拡大してゆき、神保町、信濃町、早稲田、松本の3支店など(いずれも大学の近く)に拡大していったそうである。初期の頃、一度なんだかの理由で店舗を別の資本に500万程度で売り飛ばしてしまったが、その後がんばって買い戻したころには人気がでてしまって2000万つけられてしまった、でもがんばって買い戻したとか。
 現在ピキヌーを切り盛りしている人は、10年くらい前まで早稲田店を扱っていたおやじだったものの、支店をまた新しくどこか大学の近くにだしたい、ということで駒沢大学付近の現在の場所を選んだとのこと。それで、3種類のカレーに限らずいろんなメニューを出したい、ちょっとメーヤウと違う趣向をだしたい、ということでピキヌーと名前を変えたそうである。
 ゆえに、現在ピキヌーが「おやじの味」なのに対して、早稲田店はいわば「息子の味」的なものだとか。以前早稲田店をテレビで紹介していたことがあったが、「うちのカレーは4時間じっくり煮込む」という店長の発言に、ピキヌーのおやじが激怒したとか。タイカレーはその場ですぐに作るのが秘訣であり、煮込んでしまってはおいしくないのだ。ちなみにピキヌーのおやじは毎年、1ヶ月ほどお店を休みにしてタイに修行に行くそうである。
 と、話している間に料理がでてきた。味はさすが、濃厚な辛さにさらに濃密な「いろんなもの」が入ったスパイスたっぷりのうまさである。以前は「早稲田店最高」などとほざいていたが、やはり上には上があるということを認めざるを得ない。知人はこともあろうに「胃痛」などとほざいてレッド食えなかったので、そいつのぶんも食べられた。こちらも美味である。その他、月がわりの食事やらデザートもあるので、ぜひ皆さんお立ち寄りください。

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