【.com】 こちらのテレビのCMの半分くらいはWebサービスの宣伝(ポータルとか、オンラインショッピングだとか、...)で、そうでなくともほぼすべてのCMに「どっとこむ」という言葉が入る。街中を歩いていても、トラックのペインティングとかバス停の横にはりついている小さな広告スペースだとか、もういたるところ.comだらけだ。いかにインターネットがこちらでは必須インフラとして普及しているかが伺える。 でもその分、CMの種類自体が少ない気もする。清涼飲料水も、ビールも、タバコも、お菓子のCMもない。洗剤やシャンプー等の宣伝もなければ、車の宣伝も家電の宣伝もごくまれだ。要するに、Webサービスの宣伝以外は、量販店のCMとその他わずか数種類しかないのだ。ケンタッキーとか、ヴィックスベポラップとかの日本と同じようなCMを見るとほっとする。ちなみにマクドナルドの「ドナルド」は、ほんとうは「ろなるど」さんらしい。 【時差】 こちらにきてもうしばらく経つというのに、時間設定を間違えていることにようやく気づいた。時間をずらすだけでなく、エリア設定をしなければいけないのね。OutLookの表示ではちゃんと日本・米国で発着が混在でも正しく並べてくれてたので気づかなかった。正しくは、Windowsなら時計をダブルクリックしてエリアを「太平洋標準」に設定しなければいけない。さもないとせっかくメールを送ってもちょっと前の時間に発信したみたいで過去のメールに埋もれてしまったりする。 【携帯】 こちらでは日本ほど携帯が普及していない。 結構みんな持ってはいるようなんだけど、日本ほど必要なシチュエーションは多くないように思える。ていうかこちらで暮らしてると、なんであちらでは携帯・PHSを常用しなければならなかったのかよく思い出せなくなってくるほど、持つ必要性を感じない。なんでだろう。待ち合わせとかあんまりないからかな? いや、別にそんなこともないし..... うーむ、やっぱ日本人でコミュニケーション異常なひとびとなのかもしれん。ところかまわず常時特定少数の人々と「お話」することを必要とし、現実に目の前にいる人よりも電磁波のおしゃべりを優先する。「圏外」表示にいつも脅える。 さびしい人たちなのかもしれないなあ。もし今度帰国することがあったら、もうPHSもつのやめよう。
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