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1999.12.28

今日の体重 71kg
written by kama

【不安をおさめるもの】　なんでここんところ更新がとどこおっているかって?　なーんかねー。どーもねー。そーねー。
　おちつかないんだよねー。うわついちゃってさー。帰ってきたらいきなりクリスマスだったっしょー。ばかめ、24日はいつから子作りに励む日になったんじゃい、本来この1ヶ月くらい恋人とかとしっぽりしまくって、むしろクリスマスは家族としんみりすごすもんじゃい!　ぼけ!はげ!のーたりん!とさげすんでみても、どー理由つけてもさびしいもんはさびしいかんなー。
　ということでDVDを6本みてみたりたまってたCSの録画ビデオを12時間見てみたりコーヒーを18杯飲んでみたりオナニー24回してみたりしたけどどうもおちつかん。だいたい時差ぼけがぜんぜん直んなくて夕方6時には気絶しそうなほど眠くなるし朝は嫌でも4時に目がさめるし。
　しかたがないので嫌がる友人をつれて突如無理やり青木が原樹海に午前11時半から出発し、富士風穴ではげしく氷とたわむれたりほふく前進してきたりして、ようやっと落ち着いた。なんだかよくわからないけどなんとなく分かる気がする。

【携帯電話と日本人】　こないだも書いたけど、やっぱりこの国の人々はどっか異常である。
　こーゆー感覚って帰ってきてこの環境に慣れてしまう前のほんのわずかな時間しか感じてられないから、しっかりと書いておかねばいけないと思うのだ。うむ。
　ふつーのひとびとがふつーに暮らしている範囲では、そんなに常時物理的に離れた人々と連絡をとらねばならない緊急の用事なんてないと思う。自分がPHSを使う用事ってのも、今度会う話とか、こないだどーだったとか、あれってどーなってるのとか、まあさして緊急度は高くない。おうちに帰って有線電話で話しても事足りることだし、そもそも連絡せずともすんでしまうことも多々ある。ていうか、みんな「用事があるから」なんてかけてないよな。なんとなくだべるような感じじゃないかな。
　要は、ともさかりえじゃないけど「つながってるね」みたいな感じがほしいのではないのかな。いつ、どこにいても親しい人と連絡をとりたい。悪くいえばせっそうのない欲望の垂れ流し。狭い日本、物理的に会って話するのもそんなに苦労しないし、実際会ってもいると思うんだけどね。なんでなんだろうね。
　一方、物理的に会うのが日本よりは難しいはずのめりけんにいると、逆に不思議とそういう欲望が湧かないのだ。なんでかって絶対的に人間の密度が少なく、一日の暮らしの中でも会う人間の数そのものが少ない。でも、それゆえ愛想がいいっていうか、会社内で会う初対面の人とかも「やあ」とかかならずちょっとした会話を交わすし、ホテルの従業員さんにすらお話する。さびしくないのだ。
　あと、めりけんの人は家族との時間を大事にする。夕方はほとんどの人が定時でおうちに帰る。おうちではとうちゃんかあちゃん、むすこむすめやら、じじいやばばあやら、下手をすれば兄弟の2夫婦くらいが暮らしてる。要はおうちでいろんな世代の人々とのおしゃべりがあるのだ。
　もうだいたい言いたいことはわかってきたと思うけど、めりけんと比較すると、日本人の小家族化による異なる世代と接する機会の減少、逆に増加するコミュニケーションへの欲望、しかしながら異なる価値観への許容量の小ささから狭い人間関係への執着、といったようなことが見えてくるのである。会話を交わすこともない多数の他人と密室にこもらねばならない電車内などでは、ストレスがたまってむしろ電話をかけたくなるというのもうなずける気がする。
　と、すんげー前置きは長くなってしまったが、お知らせとしてPHSを持つのをやめ....　ようと思ったんだけど、やっぱり僕もさびしい日本人なのでまだもってることにしました。でも常時留守電モードなのでメッセージいれてね。

kamadouma@orijin.com


	1999.12.28
	今日の体重 71kg written by kama
	【不安をおさめるもの】　なんでここんところ更新がとどこおっているかって?　なーんかねー。どーもねー。そーねー。　おちつかないんだよねー。うわついちゃってさー。帰ってきたらいきなりクリスマスだったっしょー。ばかめ、24日はいつから子作りに励む日になったんじゃい、本来この1ヶ月くらい恋人とかとしっぽりしまくって、むしろクリスマスは家族としんみりすごすもんじゃい!　ぼけ!はげ!のーたりん!とさげすんでみても、どー理由つけてもさびしいもんはさびしいかんなー。　ということでDVDを6本みてみたりたまってたCSの録画ビデオを12時間見てみたりコーヒーを18杯飲んでみたりオナニー24回してみたりしたけどどうもおちつかん。だいたい時差ぼけがぜんぜん直んなくて夕方6時には気絶しそうなほど眠くなるし朝は嫌でも4時に目がさめるし。　しかたがないので嫌がる友人をつれて突如無理やり青木が原樹海に午前11時半から出発し、富士風穴ではげしく氷とたわむれたりほふく前進してきたりして、ようやっと落ち着いた。なんだかよくわからないけどなんとなく分かる気がする。【携帯電話と日本人】　こないだも書いたけど、やっぱりこの国の人々はどっか異常である。　こーゆー感覚って帰ってきてこの環境に慣れてしまう前のほんのわずかな時間しか感じてられないから、しっかりと書いておかねばいけないと思うのだ。うむ。　ふつーのひとびとがふつーに暮らしている範囲では、そんなに常時物理的に離れた人々と連絡をとらねばならない緊急の用事なんてないと思う。自分がPHSを使う用事ってのも、今度会う話とか、こないだどーだったとか、あれってどーなってるのとか、まあさして緊急度は高くない。おうちに帰って有線電話で話しても事足りることだし、そもそも連絡せずともすんでしまうことも多々ある。ていうか、みんな「用事があるから」なんてかけてないよな。なんとなくだべるような感じじゃないかな。　要は、ともさかりえじゃないけど「つながってるね」みたいな感じがほしいのではないのかな。いつ、どこにいても親しい人と連絡をとりたい。悪くいえばせっそうのない欲望の垂れ流し。狭い日本、物理的に会って話するのもそんなに苦労しないし、実際会ってもいると思うんだけどね。なんでなんだろうね。　一方、物理的に会うのが日本よりは難しいはずのめりけんにいると、逆に不思議とそういう欲望が湧かないのだ。なんでかって絶対的に人間の密度が少なく、一日の暮らしの中でも会う人間の数そのものが少ない。でも、それゆえ愛想がいいっていうか、会社内で会う初対面の人とかも「やあ」とかかならずちょっとした会話を交わすし、ホテルの従業員さんにすらお話する。さびしくないのだ。　あと、めりけんの人は家族との時間を大事にする。夕方はほとんどの人が定時でおうちに帰る。おうちではとうちゃんかあちゃん、むすこむすめやら、じじいやばばあやら、下手をすれば兄弟の2夫婦くらいが暮らしてる。要はおうちでいろんな世代の人々とのおしゃべりがあるのだ。　もうだいたい言いたいことはわかってきたと思うけど、めりけんと比較すると、日本人の小家族化による異なる世代と接する機会の減少、逆に増加するコミュニケーションへの欲望、しかしながら異なる価値観への許容量の小ささから狭い人間関係への執着、といったようなことが見えてくるのである。会話を交わすこともない多数の他人と密室にこもらねばならない電車内などでは、ストレスがたまってむしろ電話をかけたくなるというのもうなずける気がする。　と、すんげー前置きは長くなってしまったが、お知らせとしてPHSを持つのをやめ....　ようと思ったんだけど、やっぱり僕もさびしい日本人なのでまだもってることにしました。でも常時留守電モードなのでメッセージいれてね。