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2002.5.16
今日の走行距離 約9200km
written by kamad  / No.19


【峠道走行】
 しばらくさぼってしまっておりました。どちらかというと忙しいというのもありますが、ついつい走ってばかりいて書く暇がない、といったところでしょうか。2月の下旬に納車されて、5月のGWが終わった時点ですでに走行距離が9000kmを超えてしまいました。5000km点検も受けたんですが、またそれはそのうち書いていこうと思います。

 で、今日はとりあえず峠道走行についてです。エアトレックの醍醐味のひとつは、なんといってもオンロードの走りのよさです。いくらエクストレイルやCR-Vのエンジンがいいといっても、あれだけ車高が高くなってしまうとどうしても峠道を元気に攻める、というわけにはいきません。その点エアトレックは車高を立体駐車場に入る高さに抑えたおかげで、比較的乗用車に近い乗り味でワインディングを楽しむことができます。

 私は以前購入前に2リッターFFのほうをレンタカーしたことがありましたが、そのときにエンジンの非力さを痛感しました。特に街中で転がす分にはぜんぜん問題ないのですが、やはり峠道、とくに高原道路などハイペースになる山坂道では悲しいほど加速してくれませんでした。いろいろなところで「2リッターでも十分」といった声が聞こえますが、正直山道を多少元気に走りたいと思ったら絶対2.4リッターのほうにすべきだと思います。それでもスバル車には遠く及ばない非力さなんですけどね。

 で、たとえば先日出かけてきた宮城蔵王エコーラインを走ったときのインプレッションをば。まずはふもとのあたりの平坦な直線道路で腕ならし。ほおっておいても、常日頃より元気な走りを心がけているわたくしの運転くせを学習してくれているINVECSII ATは、NA138psにしては比較的パワフルに加速してくれます。ロングストロークで低速トルクの厚い4G64エンジン、さまさまです。

 が、やはりもっと元気に走ろうと思えばがちょんとシフトを左に倒してスポーツモードに切り替えです。前にも書きましたが、このエンジンは2000回転後半あたりからトルクの盛り上がりがくるので、ここいらへんを維持しつつシフトアップしていくとかなりパワフルに走れます。いろいろ試してみたのですが、やはり操作方法としてはマニュアルシフトやゲート式ATみたいに腕ごとがちゃがちゃするのでなく、常にシフトレバーに手を添えておいて手首の微妙な動きでこまめにシフトチェンジするといいみたいです。

 コーナーに入るときにシフトダウンしてきちんと減速し、4WDの安定したグリップを感じつつコーナーを抜けていきます。以前のFRマークIIくんでは、特にコーナーからの立ち上がりで後輪が落ち葉を踏んだりするとすぐお尻を振ってしまったりして結構ひやひやしたことがあったのですが、そんなことはもちろんありません。

 また下り坂でも、4輪すべてにかかるエンジンブレーキが頼もしいです。あと、攻めるのが疲れたらまたノーマルATモードに戻せば、適宜INVECSIIさんが勝手にシフトダウンしてる親切なやつですので、それもまた楽しいです。ところでこのシフトダウンの判断はなにをもって行っているのか、いまいちよくわかりません。トルク付加やジャイロなど使ってるのでしょうか。

 ちょっとした高原の道だとこんなものなのですが、車一台程度の車幅しかない旧道の山道とかだと、もっとスポーツモードATがやくにたちます。相当まめなシフトチェンジが吉ですね。ただ、やはり細い山道だとエアトレックの3ナンバー車幅がちょっと大きく感じてしまうときはありますね。

 ということで、峠道インプレッションでした。

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