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2004.9.22
今日の走行距離 約54000km
written by kama  / No.35


【燃費のよい走行方法】
 さてまた時間が空いてしまいましたが、今日は「燃費のよい走行」という、ある意味すべての車にとっての永遠の課題に挑戦したいと思います。前にも書きましたが、三菱GDIエンジンは一応「燃費向上」といいつつも実際は上手に乗らないと馬力もなく燃費も大してよくない、というろくでもないものです。が、逆に言うと上手に乗りさえすれば、上記写真のようにリッターカーにせまる燃費をたたき出すことも可能です(まあ実際は右上のグラフをご覧いただくとわかるとおり、ここまで良くなることはなかなかないんですが...)。で、今日は私的な燃費向上策のご紹介を。(うさんくさいものばかりですが...)
  • 電車でGO!運転をする
     いきなり「なんじゃそりゃ」という感じですが、一度このゲームをやられたことのある人ならおわかりかもしれません。いわゆる電車シミュレーションなのですが、このゲームで重要なのは、「ある程度加速したらレバーを解放し、あとは惰性で走行する」というところです。一方GDIエンジンで重要なのは、なるべく負荷の少ない超リーンバーン状態を作りだすということで、この惰性走行に近い物があります。なので実際の運転方法としては、GDIエコランプが消えない程度に加速して、巡航速度まで来たら一度アクセルを解放し、軽く踏み直す(惰性走行に切り替えるような気持ち)にすると、うまいこと超リーンバーンにはまるようです。あとはなるべく一定速度で走れるよう微妙なアクセルワークですね。加速と減速しかしないような人の運転ではみるみる燃費が悪くなっていきます。
  • チャリンコ運転をする
     これも「なんじゃそりゃ」ですね。やはり自転車に乗ったことのある人ならわかると思うんですが、長い坂道とか上るときは、いざ坂道になってからこぎ出すよりも、ちょっと手前から助走つけて坂に突入する方が楽ですよね。エンジンだって同じで、特にGDIにとっては少しでもリーンバーン状態を維持することが燃費向上につながります。
  • タイヤの空気圧を高めに
     あまりこれはおすすめできないんですが、運転席のドアを開けたところに書かれている推奨値よりもかなり高めに空気圧を入れてしまう、というものです。こうすると乗り心地やロードノイズは多少悪くなりますが、確実に燃費は良くなります。個人的経験ではアーシングしてもほとんど燃費向上は確認できませんでしたが、空気圧を高めにするだけで平均0.5km/lくらいは燃費向上します。
  • オイル交換をこまめに
     これは燃費向上というより整備をまめにやれば車の状態がよいのはあたりまえ、といったところでしょうか。世間では直噴エンジンGDIには専用のエンジンオイルを使った方がよい、という意見もあるようですが、私は近所のオートアールズで3000kmごとくらいに一番安いオイルを入れてて、特に問題ないです。あとはオイルエレメントやエアーフィルターの交換も時々してあげましょう。
  • 荷物を減らす
     当たり前ですが、車重が軽くなった方が加速時の消費エネルギーも少なくて済むのは基本的物理法則です。だからといってスペアタイヤまでおろしてしまうのも考え物ですが、例えばオートキャンプだからといってごてごて荷物を持っていったりせず、基本はバックパッキングと同じでリュックサックに入る程度の物しか持って行かないようにすれば、都合荷物は減らせます。それから燃料を毎回満タンにせず、半分くらいにしとけばそれだけで30kgくらいの軽量化になるという噂もありますが、わたくしはいつも満タンにしないと気が済まないたちなのでこれはやってません。あとは走りにこだわっているわけでもないので、タワーバーつけたりしないのもある意味軽量化かも(笑)。あと、究極の軽量化は、運転者と同乗者のダイエットかもしれません(笑)。
  • エアコンをこまめに切る
     意外とエアコン(冷房)に割かれるエネルギーもバカにできません。外気が気持ちいい時はなるべく窓をあけてエアコン切りましょう。
  • 停車したらニュートラルに
     これをまめにやるとミッションを痛める、という説もありますが、私は気にせずガンガン信号停車のたびにニュートラルにしてます。
  • 下り坂はエンジンブレーキで
     最近の車はエンジンブレーキがかかるとそれを検出して燃料カットしてくれるそうです。せっかくINVECSスポーツモードがついてますので、こまめにエンジンブレーキかけてます。
  • 道を選ぶ
     もはやこの辺までくるとうさんくさいことこの上ないですが、何度も言うようにGDIを生かす最大のポイントは「いかに超リーンバーンを維持できるか」につきます。つまり、最短距離でも渋滞ぎみだったり信号が多かったり曲がり角が多かったりする道より、少し遠回りでも快適に流れて定速走行ができる道の方が燃費によい、ということです。私は週末定期的に走るルートがあるのですが、こまめに最適ルートを探すことにより地味に燃費を向上させています。
 などなど、あまり参考になるものはないかもしれませんが、世間では虐げられているGDIエンジンとエアトレックを少しでも活用してあげようと日々努力している毎日です。
( 2003.11.26 記載 )

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