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2004.12.6
今日の走行距離 約82000km
written by kama  / No.40


【車内泊】
 めずらしく頻繁(私にしては)の更新です。せっかく写真撮ってきたので覚えているうちに使わないとまた忘れてしまいそうな気がしまして(汗)。
 本日は車内泊についてです。先日の新潟地震などでは車中泊でエコノミークラス症候群ばかり取り上げられてますが、こちらの記事でも取り上げられているとおり、基本的には車は避難所として優秀である、ということが改めて見直されているようです。ということで、本日はエアトレックの車中泊に関する考察をしてみたいと思います。
 上の写真が、わたくしが宿泊するときの基本体制です。ええ、なんの恥じらいもなく布団しいちゃってます(笑)。最初はこちらのかたがたがやっているみたいに寝袋で寝てたりもしたんですが、車中泊が増えてくるとだんだん睡眠の質を求めるようになり、また大した寝袋も持ってないので夜間氷点下になるようなところで寝るのに羽毛布団とか導入したりしているうちこんなことになってます。ただまあ、羽毛布団も圧縮すればかなり小さくなりますし、真冬以外はエアマットに毛布と羽毛布団だけでだいたい大丈夫ですから、荷物的にも案外場所をとりません。
 さて、エアトレック固有のことを紹介していきますと、まずフラットにするためには座席のヘッドレストをはずさなければならなくて面倒です。しかも置き場所にも結構こまって、まかりまちがえると金物部分があちこち傷つけたりします。わたしは荷室に載せていた荷物とともに、後部座席足元に置くことにしています。ここは前席を倒した時にちょうど床下収納チックな場所になりますので、一番下に汚れてもいい荷物、その上に汚したくない荷物やヘッドレストなどを置く、という風にしています。
 あと、工夫のしどころとしては、エアマットなのですが、安直に想像しがちなこういうタイプのものは意外と寝心地が悪く(腰が沈んだりするんですよね)、いろいろ試した結果この波型形状のものがベストであるという結論に達しました。あと、エアポンプは近くのオートアールズという車用品店で売っていた880円の小型コンプレッサーをゲット。これらと毛布さえ標準搭載しておけば、春先から秋口くらいまではだいたい大丈夫です。厳冬期のみ、主に床下からの冷えを断熱するために敷布団を使います。
 一度この形式で宿泊場所を気にすることなくだらだら旅行する醍醐味を味わってしまうと、時間や行動範囲を縛られて下手な安宿に泊まることがはてしなくばかばかしく思えてきてしまいます。キャンピングカーのように行動が制限されることもなく、テント泊まりのように設置に時間がとられたり雨風にさらされることもなく、その日の気分で野湯の隣やご来光を拝める山頂などどこでも宿泊地になりうるエアトレック、本当にさまさまです。

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